「△(サンカク)」~ヤングカンヌへの挑戦~

はじめまして!トンガルマン株式会社という一風変わった名前の会社でアカウントプランナーをしている慶野と、デザイナーの八田です!

タイトルにも書いてある通り、私たちはヤングライオンズコンペティション(通称:ヤングカンヌ)に挑戦することを決意しました。現在は、予選に向けて日々勉強中です。この記事では、ヤングカンヌに挑戦することになった経緯やヤングカンヌとは何かを詳しくお伝えしたいと思います!

これから先、ヤングカンヌに挑戦したいと考えている方や、存在自体を初めて知ったという方の少しでもお役に立てたら嬉しいです。

目次

  1. Tongullman×Pyramid Film Quadra共同プロジェクト「△(サンカク)」はどうやって生まれたのか
  2. 若手の登竜門「ヤングカンヌ」っていったい…
  3. ヤングカンヌに参画するメンバー紹介
  4. チーム紹介
  5. ヤングカンヌ勉強会をしました
  6. 参加者の意気込み
  7. 会社紹介

Tongullman×Pyramid Film Quadra共同プロジェクト「△(サンカク)」はどうやって生まれたのか

実は、今回ヤングカンヌに挑戦するキッカケとなったのが、「Pyramid Film Quadra(以下、クアドラ)」さんとの出会いでした。
クアドラさんとはあるイベントで知り合い、情報交換を良くするようになりました。弊社はアプリやIoTデバイスなどのデジタルテクノロジーを駆使したサービス企画・設計・開発を行なっている会社なのですが、クアドラさんもほぼ同じと言っていいほど分野が似通っていました。
なので実案件で協力し合う前に、同じ領域を強みにしているからこそお互いを高め合えるような共同プロジェクトをまずは作るのがいいんじゃないかという話になり、プロジェクト第一弾として勉強会を定期的に行う流れになりました!
そして、このプロジェクトの大きな目標として、ヤングカンヌというコンペティションに挑戦し賞を獲得する事を掲げています。

また、これからの取り組みをしていく中で、それぞれの会社ではなく1つのチームとして団結するという意味を込めて、この共同プロジェクトを「△(サンカク)」と命名しました!
両社のシンボルイメージとヤングカンヌに「参画する」の「三角」二つの意味をかけ合わせて作りました。

共同プロジェクト「△(サンカク)」のロゴ

若手の登竜門「ヤングカンヌ」っていったい…

では、今回の記事の本命となるヤングカンヌについてですが、ヤングカンヌとは世界3大広告賞と呼ばれる” CLIO ”、” THE ONE SHOW ”と並ぶ ”カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル”のなかで行われる広告アイデアコンペティションプログラムのひとつです。
”ヤング”と名がついているだけあって、出場できるメンバーは30歳以下の若手のみに限られており、2人1組での参加となります。
挑戦できる部門は7つ(Print・Film・Digital・Design・Media・PR・Integrated)に別れており、それぞれの得意分野に絞って挑戦することができます。
ヤングカンヌの特殊なところは、制作した作品を評価する他の広告賞とは違い、毎年出題されるお題に対してアイディアを練り、それを部門ごとの各フォーマットにアウトプットして発表する形式をとっています。

このヤングカンヌも世界的なイベントということもあり、本戦への出場権を得るためには 国内予選で勝ち抜かなければなりません。
現在はその予選で結果を残せるように挑戦する各部門の過去の受賞作を調べ、傾向と対策を練って準備を進めています!
カンヌライオンズ日本公式サイト

ヤングカンヌに参画するメンバー紹介

◇Tongullman
慶野 友香(プランナー)
八田 源介(デザイナー)

◇Pyramid Film Quadra
犬もも (プランナー)
宇津木 海斗(プランナー)

チーム紹介

今回私たちが応募する部門は、デジタル部門とPR部門です。各チーム2名までという規定があるので、以下のように分かれて参加することにしました!

◇デジタル部門
八田&犬ももペア

◇PR部門
慶野&宇津木ペア

ヤングカンヌ勉強会をしました

どんなことも下準備が大切ということで、参加メンバー4名で勉強会を行いました。実施内容としては、過去のヤングカンヌや国内予選の受賞作品から傾向と対策を分析し、議論し合いました。
4人で話していたら3つの重要ポイントが浮かび上がってきたので、それを皆さんに共有させていただきます!

勉強会をしている様子

①国内予選はシンプルな企画が刺さる
過去の事例を調べるうちに、国内予選で勝ち抜くことができた作品に共通しているところがありました。
それはいかに「シンプル」か、でした。作成した事業内容であったり、プレゼンテーションに使用する資料の見た目にも同じことが言えるでしょう。
審査員の方々に対してのプレゼンテーションの時間はおよそ10分程度ですが、資料自体は事前に読み込んでらっしゃるそうです。
たくさんの応募者の中から優秀作品を決める際に、いかに分かりやすく記憶に残るものであるか?を考えなければならないと感じています。

②過去の事例からアイディアを引きだす
国内予選や本選で、過去にどのような作品が選ばれてきたのか?また、その作品と受賞者はどんな見せ方・伝え方をしてきたのか?また、どういった方向性のものが好まれるのか?そういった情報を事前に蓄えられるかの重要性を感じました。傾向を知り、対策を練ることが可能だからです。
もちろんヤングカンヌという特性上、年ごとにお題は変わっていくため、その時代と掛け合わせた作品が受賞している印象もありますが、やはり出されたお題をどう解決できるのか?の事例をストックしておく。という点でも過去の事例は調べた方が良いと感じます。

③社会問題を普段から自分事として捉える
最近の出題傾向として、深刻な社会問題の解決を目的とした課題設定が多くなっています。
過去の課題を見ていたら、人種差別についてやステレオタイプの有害性について、生産過程で起こる森林破壊についてなどが課題としてあげられていました。日本は世界的に見ても治安も良く、問題を直接的に受けることが少ないため、危機感を感じにくいという点があると思います。
メディアに取り上げられているニュースを見て、社会問題を自分事に捉えて、自分がその問題を解決するならどんな行動をとるか普段から考えて生活することが大切だと感じました。

参加者の意気込み

◇慶野
今年の夏に初めて知ったヤングカンヌ。オリンピックのような活気をホームページに載っていた動画から感じたのを覚えています。プランナーとしての創造力を高めるチャンスだと思うので、がんばりたいです。そして挑戦させてもらえる環境に感謝し、いろんなことを吸収したいと思います!

◇八田
コンペティション自体の参加が初めてなのですが、いきなり有名なアワードに挑戦するなんて畏れ多くて、正直不安の方が大きいです。けれどそれ以上にわくわくしています。 不安を好奇心に変えて、120%の力でやりきります!

◇犬もも
去年のヤングカンヌに提出したのですが、擦りもしなかったです。日曜の夜にセブンのイートインから提出した記憶があります。今年ラストイヤーのつもりで頑張ります!

◇宇津木 海斗
とても楽しみです。一度だけヤングカンヌ受賞者の方々とお話する機会がありましたが、ものすごくパワーのある方々でした。受賞にはあんなにパワーがいるのかと思いました。宇津木もパワー強化のため、筋トレを始めました。本番は誰よりもムキムキで臨みます。楽しみです。

会社紹介

◇PYRAMID FILM QUADRA INC.
幅広い領域に対応可能なアイデアを、日々進化するテクノロジーを活用して形にする会社です。デジタルを中心としたコミュニケーションを企画から開発までワンストップで対応。クライアントの抱える課題解決や、新しい価値の創造に挑みます。
〒108-0023 東京都港区芝浦2-12-16 6F
03-5476-4745
PYRAMID FILM QUADRA INC.公式サイト

◇トンガルマン株式会社
スマホやタブレットPC、Oculus GOやVIVE、Apple Watchなど新しいデバイス向けのアプリを企画・開発しています。人々のハートに突き刺さる針となって、世の中の張りつめた空気を抜き、リラックスさせる。そんなクリエイティブを目指しています。
・大阪本社
〒530-0001 大阪市北区梅田2-5-6 桜橋八千代ビル2F
06-6131-7266
・東京支社
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目10番5号 渋谷プレイス8F
03-6416-9622

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