展示コンテンツを考えるとき、「ARを入れたい」「デジタルっぽくしたい」という発想から入りがちです。しかし、成果につながりやすいのは、目的から逆算して手法を選ぶ進め方です。
目的別の企画アプローチ
自社・製品への関心を高めたい
展示スペースやブースに足を止めてもらうきっかけが必要なら、見た目のインパクトや印象に残る体験が重要です。
- フォトジェニックなAR演出
- 大型映像を使った体験展示
- 思わず試したくなる参加型コンテンツ
「関わってみたくなる理由」をつくることがポイントです。
複数のコンテンツを体験してもらいたい
いくつかのコンテンツや展示スポットを巡ってもらいたいなら、「体験を続ける理由」の設計が重要です。
- デジタルスタンプラリー
- 謎解き・ミッション型企画
- 複数地点で演出が変化する体験設計
商品・ブランド理解を深めたい
ただ目立つだけでなく、内容をきちんと伝えたいなら情報設計が重要です。
- タッチパネル型の紹介コンテンツ
- ストーリー性のある映像展示
- 参加しながら学べるクイズ形式展示
ファミリー層・子どもに刺さる企画にしたい
わかりやすさ・遊びやすさ・参加しやすさが鍵になります。
- 体験型ゲーム
- キャラクターAR
- 動きに反応するインタラクティブ展示
- 親子で一緒に参加できる体験企画
展示・イベントで活用しやすい企画アイデア5選
1. 複数スポットをつなぐデジタルスタンプラリー
スマホで参加できる形にすることで、アプリ不要でも始めやすくなります。
各スポットでAR演出を見せたり、季節イベントやキャラクター企画と連動させたりすることで、「回る楽しさ」が生まれます。
2. 写真を撮りたくなるARフォト体験
季節装飾にARエフェクトを重ねる、キャラクターが出現する、撮影時に施設限定のフレームがつくなど、来場者の印象に残りやすく、体験としての満足度が高い企画です。
3. 子どもが夢中になる体感型コンテンツ
床や壁の映像に触れると反応する、塗り絵がデジタル空間で動き出す体験など。子どもが「もう一回やりたい」と感じやすい設計が、家族単位の満足度向上につながります。
4. 商品・ブランド理解につなげる参加型展示
診断型コンテンツ、ゲーム感覚で商品特徴を知れる企画、来場者の選択によって結果が変わる参加演出など。情報を押しつけるのではなく、自分ごと化しながら体験してもらえます。
5. 地域・観光テーマと相性の良い展示演出
歴史・文化をARで分かりやすく紹介する、風景を没入映像で体験する、クイズ探索形式で地域を知ってもらうなど。「伝える展示」から「参加したくなる展示」に変えることで、理解度と印象が高まります。
まとめ
ディレクター:松生さん
体験型展示の企画は、「何の技術を使うか」より「誰に何を体験してもらうか」から考えることが大切です。
トンガルマン株式会社では、お客様の想像を具現化する最良のパートナーとして、目的整理から企画立案、制作・運用まで一貫してサポートしています。アイデアがまだない段階でも、お気軽にご相談ください。
ディレクター:にっきー
技術ありきで考えがちなところを、目的から逆算するというのは、シンプルだけど大切な視点だなと感じました。目的から逆算するって、言われてみれば当たり前なんですが、ついつい手法から入ってしまいがちですよね。企画アイデアも5つ紹介しているので、『何から始めればいいか分からない』という方はぜひ参考にしてみてください!