CASE STUDY

JAPANドラッグストアショー2025「シオノギヘルスケアパレード AR体験制作」

JAPANドラッグストアショー2025「シオノギヘルスケアパレード AR体験制作」

OVERVIEW概要

JAPANドラッグストアショー2025 展示ブース企画・制作

代理店を通じてシオノギヘルスケア様より、JAPANドラッグストアショー2025の展示ブース企画・制作をご依頼いただきました。同展示会はドラッグストア業界最大級のイベントで、多数の来場者と業界関係者が注目する重要な商談機会となります。

シオノギヘルスケアパレードをテーマとした体験設計

今回のテーマは「シオノギヘルスケアパレード」。"最高の未来とは笑顔ある毎日"というメッセージのもと、シオノギヘルスケア様ビジネスコンセプトである、「すべての人に、やさしく、正しく、楽しく、セルフケアを。」が体験できる空間設計を目指しました。

ASSIGNMENT課題

ブースデザイン賞を目指した革新的展示設計

前年度のブースデザイン賞受賞実績を上回る革新的な展示設計が求められていました。JAPANドラッグストアショーにおいて数百の出展企業が並ぶ中で、シオノギヘルスケア様のブランド価値を効果的に訴求する必要がありました。

AR技術による製品価値の可視化と体験設計

QRコードやARマーカーの認識精度を高めつつ、シオノギヘルスケア様の製品価値を幅広い年齢層の来場者に直感的に理解してもらえる体験設計が課題でした。従来のカタログやパネル展示では伝わりにくい製品効果の可視化も重要なポイントでした。

OUTCOME成果

ブースデザイン賞2年連続受賞とインタラクティブコンテンツ評価

JAPANドラッグストアショー2025において、ブースデザイン賞を2年連続で受賞しました。業界関係者から「インタラクティブコンテンツと参加型ショータイム」が高く評価されました。

体験型ARによる来場者エンゲージメント向上

「11.25秒ぴったりチャレンジ」と「大笑いコンテスト」の2つのメインコンテンツを軸とした体験型ARを実現。来場者がリンデロンVS軟膏などの製品パッケージをスマートフォンでスキャンすることで、楽しみながら製品理解を深められる仕組みを構築しました。ARカメラ体験は9月2日まで延長体験が可能となり、展示期間を超えたブランド接点を実現しました。

JAPANドラッグストアショー2025「シオノギヘルスケア」ブース詳細

APPROACHアプローチ

palanAR(パラナル)によるWebARシステム構築

WebARプラットフォーム「palanAR(パラナル)」を採用することで、アプリダウンロード不要で手軽に体験できるWebARシステムを構築しました。ノーコードでのAR制作が可能なこのプラットフォームの見たまま編集機能により、遊園地パレードのコンセプトに合わせたビジュアルを直感的に配置できました。

高精度トラッキング機能とプロジェクト管理体制

提案から要件定義、デザイン、AR制作まで一連の流れを明確化し、お客様との定期的なコミュニケーションを通じて進行状況を共有。QRコード・ARマーカーの認識精度については、palanARの高精度トラッキング機能とイベント機能を活用し、タップ操作に応じた特定アクションの設定で最適化しました。

企業価値と体験設計の融合

シオノギヘルスケア様の「社会貢献」「多様性尊重」「既存概念の打破」といった企業価値をARパレード体験に組み込み、セルフケアの啓発を楽しみながら学べる教育的要素と、来場者同士のコミュニケーションを促進する参加型コンテンツを両立させました。

MEMBERメンバー

アカウント 大淵 まき子
ディレクター 吉澤 弘尊
デザイナー チン カビン