CASE STUDY

平面LEDビジョンでヒョウが3Dに見えるコンテンツ「アカツキ」

平面LEDビジョンでヒョウが3Dに見えるコンテンツ「アカツキ」

OVERVIEW概要

株式会社 JR 西日本コミュニケーションズ様と共同で、大阪駅の「暁の広場」にある大阪駅で唯一音を流すことができる大阪駅の史上最大サイズのLEDビジョン「大阪駅セントラルサウンドビジョン」用にゆったりと過ごすヒョウ「アカツキ」が裸眼で3Dに見えるコンテンツを制作しました。

ASSIGNMENT課題

「大阪駅セントラルサウンドビジョン」の交通広告媒体としての認知度を上げるという目的のための施策でした。そのため関西では目新しい裸眼で3Dに見える広告を出すことになりました。裸眼3Dを制作する際にはL型サイネージに対して制作するのが適切ですが今回は正面のフラットなLEDビジョンで3Dに見える映像を作るという事がポイントでした。

OUTCOME成果

フラットなLEDビジョンでのリアリティの高い3D動画を実現したことで多くの方に立ち止まって映像を見ていただくことができました。リアルなヒョウが動き回り吠えるので注目度も高いコンテンツになりました。 またテレビやWEBなどのメディアにも取り上げられ大変な好評を得ることができました。



APPROACHアプローチ

正面のフラットなビジョンへの裸眼3D制作というアプローチ

ユーザーが視聴するビューポイントを決定して、想定する身長を決定し、ビジョンまでの距離、LEDビジョンの高さ、3DCG内で空間を再現し制作を行いました。

また、複数の静止画のパターンを制作し、どれぐらいのサイズ、どういった「映像のルック」が裸眼3Dとして「立体的に見えるか」を実際の現場でテスト放映を繰り返し検証を行いました。

モーションの演出としては、ヒョウが奥から手前に歩いてくる動きを取り入れ、手前に歩いてきた際に陰影の効果によって立体的に浮き上がって見えるように工夫をいたしました。

背景に関してはグランフロントが見える案を採用いたしました。実際の現場で確認した映像のルックと、昼と夜の変化とその後の拡張性も考慮し、「背景が見える」ことで現実世界とのリンクを演出いたしました。

◇制作の裏側ブログ
【大阪駅3Dヒョウ映像制作の裏側】平面サイネージでも立体的に見えるのはなぜ?
もあります。

トンガルマンのその他
サービスについて

MEMBERメンバー

プロデューサー 深川 大樹
プランナー 大淵 まき子
ディレクター / アートディレクター / 映像制作 土居 啓介