トンガルマンはこれより、Web3を取り入れ技術領域を拡大していきます 。あらゆるテクノロジーを武器に制作するトンガルマンにとって、新規事業とはどのような存在なのでしょうか。また、Web3領域に参入することで、どう世の中に影響を与えていくと考えているのでしょうか。
この企画は、全社内のメンバーを「自由参加」で集め、合宿形式で行いました。事業案の企画をメンバー参加型にしたのには、経営層にどのような意図があったのでしょうか。
トンガルマン経営層の本企画の立ち上げに至る考えや、当社がWeb3領域にて目指すところについて迫ります。
目次
トンガルマンにとって新規事業とはどんな存在か
――トンガルマンはそもそも、なぜ次々に新しい領域を広げていくのですか?
私たちは、日々慌ただしく変わる世の中の価値観を取り入れ、挑戦し続けることでマインドを常にアップデートしていくことを目指しています。
テクノロジーは、数年という短い時の中で目まぐるしい進化を遂げる生物のような存在です。私たちはそんなテクノロジーを追い求め、寄り添い、成長していきたいと考えています。
トンガルマンには新規事業という意識はありません。XRやメタバースが出た時に挑戦するのと同様に、Web3を取り入れて世に還元することを目指し、今回メンバーの意見を取り入れた新規プロジェクトを企画する合宿を行いました。
――時代の先駆けとなる技術を取り入れると、どんなものが生み出せると考えていますか?
新しいテクノロジーを取り入れることで、「一点突破」の発想や思想を高度で柔軟なビジネス設計ができるプロダクトに落とし込み、一味違ったコンテンツを提供することができると考えています。私たちの得意とする「トンガった」発想を、クライアントが求めるものへ変幻自在に形を変えることが出来るのは、時代の先駆けとなる技術の組み合わせなのです。
人を惹きつける、どんな突き抜けた発想をも実現し、幅広い課題解決力や価値提供をするためにも、トンガルマンには新しい技術を追い求める使命があるのです。
――新しいことを好み、どんどん取り入れるトンガルマン。クライアントが求めるどんなものでも実現することができるように、常に新しい技術を追い求めているんですね。
ぜ経営層だけでなく、「自由参加」でメンバーを巻き込んだか
――経営層だけでなく、「自由参加」でメンバーを巻き込んだのには理由があるのですか?
トンガルマンでは「新しいことだからマネージャーが企画する」という社風はありません。トップダウンの会社ではなく、メンバーの個性を尊重することを大切にしているので、オープンにやりたい人がいれば経営層と区切りを付けずに企画するようにしています。
――メンバーの個性が強い=意見の対立がおきたり、意見がまとまらない可能性があると思うのですが、それ以上のものが生み出せると考えているのですか?
トンガルマンは「あらゆる経験をすべてクリエイティブに活かす」「個性をうまく開放する」姿勢を推奨しています。クリエイティブチームとしてお互いの経験を積極的に共有し、それぞれが持つ個性をいかにして発揮するかは大切であると考えるためです。
個性がない人はいません。個性が弱いと一見見える人は、個性を出し方が分からなかったり、出せない周囲の環境が理由になることがあります。その要因をいかにして開放し、個性を出すきっかけを作っていけるかが、トンガルマンの一つの使命であるといえます。
個性は時としてぶつかり合い、ストレスという名の刺激となりうることもあります。しかしそれはぶつかるからであり、共有できる目的を掲げて目線を合わせることで、活かしあうことができると考えています。
この企画合宿でも、やりたいことを各メンバーが言語化しあったり、リーダーが引き出したりすることで良い環境が作れていると思います。問題をおこし、その問題に向き合い、メンバー自らが自分事として考えるようになれば、それがのびしろとなり糧になります。時としてぶつかり合う個性も、お互い許容しあい向き合えば、精神的に自由で何かに囚われない力強いチームとなります。そしてこれらのチームは、多様性という、より強固な形で会社を形作ることができるのです。
――メンバーが互いに共鳴という形で個性を開放することができれば、発想やアウトプットの仕方にも変化が生まれ、その結果として組織をアップデートさせることができるのですね。
トンガルマンならではのWeb3のプロジェクトとは
――Web3というテーマは、どんな事業にも組み込める印象があります。トンガルマンがWeb3領域に参入することで、どう世の中に影響を与えていくと考えますか?
中央集権的な社会で生きてきた日本人にとって、Web3の世界になっていくことは企業や国の在り方そのものを一変させる可能性があります。価値観や差別などの認識が、人々のニーズを変えていく。企業の在り方も変わると言われる今、クライアントワークをする私たちにとっても、この時代の流れに乗ることはとても重要であると思います。
本合宿の事前勉強会では、参加メンバーに、今世の中に存在しているWeb3のサービスや事業を調べ、その中で興味があるものをピックアップし発表してもらいました。事業の可能性の広さを知ってもらい、クライアントワークに携わるメンバー個々がどう世の中に価値を提供していきたいかを考え、選択することが大切だと考えています。トンガルマンには、Web3の潮流に乗り遅れることなく、移り行く時代を創造する企業に並走し支援するという、大きな役割があると思っています。
――合宿では4チームの案、全てを採用し企画を進めていくとのことでしたが、各チームメンバーに一任しプロジェクトを進行させるのは理由があるのでしょうか?
メンバーが思考停止にならずに自らの考えを実現できる環境を用意することが、トンガルマンという会社がメンバーに対してあるべき姿だと思っています。経営陣の考えや会社の動向に身を任せ、安定を求める人は世の中に少なからず存在します。そうした中で、トンガルマンの経営チームは、各メンバーが自分で決める割合をどこまで増やせるかに力を注いでいます。
本合宿の企画を自由参加にしたのも、新規事業にチャレンジしたいというメンバーの意思を尊重するためです。企画案や予算の使い方も、メンバーがマネージャー陣を巻き込み本気で考えたものであれば、社長でさえも口を出さない環境を意識的に作っています。
トンガルマンは、行動指針は立てるけれど、原理原則から大きく外れなければ基本的に容認し、メンバーのチャレンジ意欲を尊重しています。どこかで起きうる問題や失敗に対面した時に、メンバーがどう向き合い自分たちで考えるかが大切だと考えています。
――社会や企業が必要とするものががらりと変わるかもしれないからこそ、参加意欲のあるメンバーを集め、様々な観点から意見を集めて企画を進めていったのですね。
トンガッた事業案の、組織や世の中への影響は?
――新しくシナジーや刺激を受けあうと、どのような影響があると考えていますか?
トンガルマンの行動指針の一つに「共創を楽しむ」という言葉があります。この言葉には、多種多様な人の得意分野を活かし新しい相乗効果を得る、各々が好影響や刺激を受けあい成長していくという意味があります。好影響や刺激を受けあうことは、新しい視野や視点を持つきっかけにもなり、モチベーションを高めることにも繋がります。
この言葉は、トンガルマンがクライアントワークをぶらす事のない軸にする理由でもあります。事業会社にはない数々の案件に携わることで、新しいビジネスやクリエイティブに触れる機会になると考えているからです。
今回の企画合宿では4チームに分かれて企画を進めましたが、いずれのチームも異なる業界へアプローチとなる案が出ました。4案全てを事業として進めることで、今まで経験する機会のなかった課題や学びに触れることができます。この学びは幅広いアイデアを提供する会社として視野を広げ、展開できる可能性になると考えています。
――「共創を楽しむ」と、クライアントや世の中に対してどのようなものを提供できると考えますか?
トンガルマンはクライアントの課題を議論し、したいことを言語化してイメージを作り上げます。デジタルのノウハウを溜めて課題に並走し、共に悩んでアイデアを出していきます。
トンガルマンがクライアントに提供するこれらのアイデアは、あくまで選択肢です。私たちはプロとしてアドバイスをすることで、何がしたいのか、数ある選択肢の中からどう決めるのかをクライアント自らに考えていただくことが重要であると思っています。アイデアには出し方があり、それを経験したことがないと、アウトプットが得意じゃないと思い込んでしまったり、視点が不足していたりします。そこを開放して殻を破るきっかけを、トンガルマンが手伝う使命があると考えています。
クライアントが「開放して殻を破る」ためには、私たちが「共創を面白がる」ことが必要なのです。クライアントと一緒に面白がると気持ちが上がってオープンになり、子供に戻ったかのように面白さに素直になることができます。そうすることでクライアントからもアイデアが出て、納得することが出来、プロジェクトが良い形で進行していきます。
トンガルマンという社名の由来には、その名のような力強さとは相反して、「張り詰めた空気に風穴を開けリラックスさせる」という意味合いがあります。私たちはクライアントに、力を抜いて新しい視点・視野が持てるクリエイティブを提供し続けていきます。
――Web3の導入で、変わりゆく社会のなかで様々な業界やビジネスに出会うきっかけにもなりそうですね。企画を進めているこれらのプロジェクトで、新たに出会う企業の方々とどのような共創をしていくのか待ち遠しくなります。
トンガルマンはどんな課題や悩みも共に楽しみ、解決に向かえるようお力添えをさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。
<問い合わせ先>
東京:綿榎 克将(わたえ かつまさ)
katsumasa.watae@tongullman.co.jp
大阪:深川 大樹(ふかがわ ひろき)
hiroki.fukagawa@tongullman.co.jp
他にもこんなトンガッたプロジェクトがあります!
くわしくはこちら