1. 最新XRデバイス
出典:https://www.oculus.com/quest-2/
OculusQuest2がリリースされましたね︕ OculusQuestが2019年5⽉21⽇に発売されてから、約1年半にして次世代バージョンの登場です。 OculusQuestが約1年半の間の間にどのような進化をとげたのかというと、1つはディスプレイの⾼画 質化です。 先代のOculusQuestは1,600×1,440解像度で、今回のOculusQuest2は⽚⽬あたり1832×1920の解像度 ですので、pixel数は50%ほど増加しているのです。 デバイスをかぶった瞬間に分かる映像の美しさは、ユーザーにとっても今回の進化を感じられる1番 のポイントではないでしょうか︖ その他、OculusQuestと⽐較してCPU、GPUは2倍の性能を実現しており、XR向けのocとして Qualcomm Snapdragon XR2を取り⼊れてることから充実したVR体験が期待できます。 64GBのものであれば4万円を切る価格帯ということですので、仮想空間への旅⾏費⽤としてはお⼿頃 な価格帯だとも⾔えます。
トンガル社内に近々登場予定です︕⼀緒に別世界に旅⽴ちましょう︕
→社内にあります
2. 最新ARデバイス
出典:https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1240880.html
みなさんは世の中には網膜に照射して映像を⾒ることができるデバイスが販売されていることをご存 じでしょうか︖ ここでご紹介するARスマートグラス「RETISSA DisplayII」は網膜投影技術の中でもQDレーザ社の持 つVISIRIUM テクノロジー技術という技術を搭載したもので、 スマートグラスの中の超⼩型プロジェクターによって網膜に直接映像を照射することができるデバイ スです。 RETISSA DisplayIIは網膜に対して直接コンテンツを投影するため、現実世界の⾵景の中でより⾃然 にARコンテンツを⾒ることができるのです。 直接網膜に照射をするため、⽬のピントのずれをおこしにくく視⼒に課題がある⽅もRETISSA DisplayIIのみでAR体験をすることができますので、 XRと触れる機会の少ない⽅にもチャレンジしていただきたいデバイスの1つです。
最新MRデバイス
・Microsoft
出典:https://www.microsoft.com/ja-jp/hololens
2019年11⽉にMicrosoftからHoloLens2というMRデバイスが販売されました。 前のモデルHoloLens1と⽐較すると、視野⾓・解像度がそれぞれ約2倍に向上しており アイトラッキング(視線計測)とハンドトラッキングも五指に強化され、デバイス1つあれば様々な ⽅法でコンテンツを操作することができるようになりました。 ハンドジェスチャーのみでコンテンツの操作ができるので、 医療現場での⼿術トレーニングや⼯事現場などの作業シュミレーションなど 両⼿を使って作業を⾏うような体験にも役⽴つコンテンツを⽤意することができます。 開発側としての嬉しいポイントとしては、デバイスのディスプレイ部分を上にあげることができるの で、デバイスを着脱せずとも違う別の作業に移ることができるという点です。 ちなみにこちらは弊社のHoloLens2を活⽤した開発事例です。 参考︓https://www.microsoft.com/ja-jp/hololens ハンドジェスチャーを使ったオブジェクトの操作や、⾳声認識を使って翻訳されたテキストを⽬の前 に表⽰するなど未来の授業イメージをコンテンツ化しています。
・magicLeap
出典:https://www.magicleap.com/ja-jp
ここでもう1つMagicLeap1というMRデバイスをご紹介します。 MagicLeap1はMR演算をスピードアップするために、メガネのようなディスプレイ部分と頭脳にあた るPC部分を分離しています。 MagicLeap1には「Lightpack」と呼ばれる内蔵されているPCが搭載されており、Lumin OSというOS によって空間計算が円滑になされユーザーのMR体験を向上させています。 開発側のポイントとしてMagicLeap1にまLuminSDKという公式なSDKがあるので、UnrealEngineや Unityを使ってゲームなどの開発を⾏うことができるという点です。 MagicLeap1はコントローラーを使って操作するデバイスですので、コントローラーを使ったMRゲー ムコンテンツを体験することができます。 こちらのデバイスもタイミングによっては社内にあるはず・・・ 体験ご希望の⽅はトンガルスタッフにご連絡ください︕
・空中ディスプレイ⽤リフレクター
SF映画で空中に浮かぶキーボードや、空間上にあるタッチパネルを操作するシーンを観たことはあり ませんか︖ 私は⼦供のころにスターウォーズを観て、このような空間上のボタン操作に憧れたものです。 新しめの映画の例だと分かりやすいイメージがこちら。もうこのイメージの通りですね。
出典:https://www.carbide.co.jp/product/airial_display/
この空中ディスプレイでは、光を反射させる素材の部分に独⾃の⼯夫がされており、その⼯夫による 特別な光の屈折を使って空中に透過映像を表⽰させています。 空中ディスプレイの操作については、本体内部に仕込まれたセンサーによって空中ディスプレイのボ タンの操作を実現しており、⾮接触操作ができるのです。 コロナによって「⼈の触れた部分に触れる」という⾏為が気になる最近ですが、この空中ディスプレ イならサイネージやディスプレイに接触することなくパネルを操作することができるので、まさに今 の時代に合うディスプレイといえるのではないでしょうか︖
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