CASE STUDY

福岡天神駅「SOLARIA DAIGAMEN」3D OOH広告

福岡天神駅「SOLARIA DAIGAMEN」3D OOH広告

OVERVIEW概要

福岡天神駅の3D立体広告プロジェクト

西鉄福岡(天神)駅のリニューアルされた大型ビジョン「SOLARIA DAIGAMEN」にて、裸眼3D映像の制作を担当しました。本プロジェクトでは、「マリンワールド海の中道」とコラボレーションし、巨大な水槽の世界を3D映像で表現しました。

ASSIGNMENT課題

駅の構造とサイネージの立地を活かした体験設計

裸眼3Dの特性を最大限に活かす体験設計

視認角度や奥行きの表現を考慮し、ある程度どの位置から見ても迫力ある映像体験を提供する必要がありました。

駅という環境における視認性と安全性の確保

多くの通行者が行き交う駅構内において、視線を引きつけつつも安全に配慮した演出が求められました。

ブランドとの親和性の確保

「マリンワールド海の中道」とのコラボを通じて、水族館の魅力を最大限に伝えるイメージが必要とされました。

これらの課題をクリアし、ユーザーにインパクトのある映像体験を提供することが本プロジェクトの大きなミッションでした。

OUTCOME成果

注目を集めた駅前ビジョンでの映像体験

完成した映像は、福岡天神駅という人通りの多い場所で多くの目に触れる機会となり、各メディアにも取り上げられました。足を止めて映像を楽しむ様子も見られ、視覚的な体験としての手応えを感じることができました。制作を通じて得られた知見は、今後のコンテンツ設計にも活かしていけると考えています。

【裸眼3D映像】西鉄福岡(天神)駅 リニューアルした「SOLARIA DAIGAMEN」の「マリンワールド海の中道」とコラボした映像_俯瞰

APPROACHアプローチ

現地の環境を踏まえて対話を重ねた表現づくり

裸眼3Dの特性を活かした体験設計

  • サイネージの設置場所が見上げる位置にあることを踏まえ、巨大水槽の水面を下から見上げる構造に設計。巨大なペンギンを登場させ、空間の高さを強調しました。
  • 立体感とインパクトを引き出すため、水中から視聴者に向かって飛び出してくるような演出を使用しました。
  • 水槽の背面には現実の建物の写真を配置し、実際に存在するかのような錯覚効果を演出しました。

「マリンワールド海の中道」の魅力を伝えるキャラクター

  • 現地調査を実施し、3Dキャラクターとして最適な生き物を選定。二足歩行が可能で、今後の展開にも対応できることから親しみのあるペンギンを採用しました。

駅環境に配慮した視認性と安全性の確保

  • 通行者の動線を考慮し、短時間で印象に残るテンポ感ある映像を設計しました。

SNS・メディアでの話題化を意識したクリエイティブ

  • 「思わず写真や動画を撮りたくなる」ような視覚的インパクトのあるシーンを随所に配置しました。

このようなアプローチにより、駅利用者に驚きと感動を提供するとともに、「マリンワールド海の中道」の魅力を伝えることで、来場促進にも貢献するコンテンツを実現しました。

MEMBERメンバー

アカウント 深川 大樹
ディレクター/3D映像制作 土居 啓介