CASE STUDY

福井駅の3D広告「恐竜T-REX」大型柱LEDビジョンで飛び出す迫力映像

福井駅の3D広告「恐竜T-REX」大型柱LEDビジョンで飛び出す迫力映像

OVERVIEW概要

新幹線開業を祝う福井駅の3D広告が話題!飛び出す恐竜映像とは

2024年3月16日北陸新幹線福井およびハピラインふくい開業に合わせ、福井駅コンコースの大型柱巻LEDに表示する3D映像コンテンツ「3D恐竜T-REX」を作成しました。

福井県からの化石発掘が日本全体の8割を占めることで有名な恐竜を使った迫力ある飛び出す映像が、福井駅構内の2本の柱に4面ずつ設置された大型ディスプレイに登場しました。

映像の最後は大きな口をあけた状態で静止することでフォトスポットとしても活用できます。また併せてハピラインふくいの開業をお祝いする動画も放映されました。

ASSIGNMENT課題

迫力の恐竜が現れるまで、福井駅3D広告の制作プロセス

開業にともない新たに設置された大型柱巻LEDビジョンに映し出すコンテンツを作りたいというご要望でしたが、サイネージ設置完了タイミングの関係で開業間近まで現地での検証が難しい状況でした。

そのような中でいかに立体感のある映像を作り出すか、また咆哮する恐竜の姿をいかに印象付けるかが課題となりました。

OUTCOME成果

3D広告が福井駅を盛り上げた!開業イベントの成功とSNS効果

開業イベントも大盛況となるなか、訪れた方々にフォトスポットとして活用していただき、SNSへアップしていただけるなど、福井駅を盛り上げるという目標達成へ寄与することができました。

また、新聞やニュースサイトへも記事が掲載されるなど話題となることで、クライアントにも大変満足していただくことができました。

福井駅コンコース 大型柱巻LED 3D動画「恐竜T-REX」の映像構成

APPROACHアプローチ

動きと音で奥行き魅せる、福井駅3D広告の立体感を再現する方法とは

動画制作過程での現場での検証が難しかったため、スクリーンに実寸大の映像を映すことで設置環境を再現し、立体感がどの程度表現できているかなどを確認しました。また、恐竜が奥から手前へ歩いてくる時の足音の大きさを出しわけるなど、音響面でも遠近感を表現しました。

恐竜の動きにも、単調にならず最後の咆哮に一番のインパクトを持たせるために議論を重ね、最終的な現場検証での確認を行うことで、躍動感のある映像を作り上げました。

MEMBERメンバー

ディレクター/3D映像制作 土居 啓介
アカウント 深川 大樹